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2022.10.08
文化の違い、マナーの違い(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
「文化の違いとマナーの違い。 腕はもう絶対に組みません。」(フェイスブックの過去の日記より)
1996年から1997年に、グラナダ大学付属の外国人コース(セントロ·デ·レングアス·モデルナス)に通いました。
必修科目の他にいろいろな授業を選べました。
ある授業中、先生が急に説明を止めて「あなたのその態度は何ですか。私の授業が気に入らないのですか」と顔を赤くして怒り出しました。先生が指差す先は····、なんと私!
「そんな風に腕組んで···」と言うのを聞いて自分の座り方にハッとしました。
「こっこっこれは私の癖でして、特別な意味はありません。すみません」と慌てて謝りました。
自分の体の前で両腕を組む仕草が、相手を拒絶する態度に見られてしまったのです(日本でも良い印象与えませんが)。
人前で厳しく言われて恥ずかしかったですし、悪気がないのに誤解されショックでした。
何気ない仕草に要注意です。
授業中に脚を組んで座っていても脚を投げ出して座っていても行儀悪いと注意されず、
小さな子供でもないのにボールペンをくわえたり噛んだりしていても何も言われず、
暑いといって教室でいきなりTシャツを脱いでほとんど水着のような格好になっても注意されないのに、
心を閉ざしていると思われてしまう態度が、いちばん悪い授業態度なんだと痛感しました。