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2024年05月

2024.05.16

スペイン語豆知識(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

私のような勘違いしている人、いませんよね?

いらっしゃらないとは思いますが、恥かく前に念のため。

★~★~★~★~★

「 勘違いしていたスペイン語」(フェイスブックの過去の日記より)

フラメンコの衣装や肩にかけるショールには細かい房飾りの装飾がついていることが多く、この房飾りを「フレコ」といいます。

よく「フレコが長すぎる」とか「フレコが絡まった」と耳にしてきたので、これをフレコと呼ぶのか、とフラメンコを習い始めた高校生の頃に自然に覚えました。

大学3年でグラナダに留学しました。美容院に行きたくなり寮の子におすすめの美容院を聞きましたが、寮の子たちはグラナダ以外の土地の出身なので、地元に帰った時に行きつけのお店に行くと言っていました。

適当な美容院を探して行くことにしました。

行く前に「前髪を切ってください」とどのように言うのか辞書で調べました。

スペイン語で前髪は、flequillo。 

そこでハッと気づきました。 ということは、もしや、と思って遅ればせながら辞書で調べたところ、フレコとはflecoでした。

フレコは「振れ子」ではなかった! 振れ動くから振れ子だと勘違いしていました。 気付けてよかった。

さて、私が入ったグラナダの美容院は、接客の仕方が日本の美容院と違うところがいろいろあって面白かったです。

まず、美容師さんの手がガツンガツンと頭や顔や肩にぶつかる。 「ガツンガツンと」です。

そして、美容師さんは女性だったのですが、ドライヤーを台に置くことが面倒だったのか、ドライヤーを太ももの間に挟むので(吹出し口がこっちを向いていて)、それが笑いをこらえるのに困るほどおかしかったです。

2024.05.14

ある生徒さんのセビジャーナス特訓

少し前に、お子さんの結婚披露宴でセビジャーナスを踊るという目標に向かって個人レッスンに通ってくださった方がいました(昔フラメンコを習った経験がある方)。

私も友人の結婚披露宴でセビジャーナスを踊ったことが何回かあり、新婦が踊っている姿も見たことがありますが、親が踊るというのもいいですよね!

その生徒さん、長いこと触っていなかったカスタネットも一生懸命練習して再び使えるようになり、本番は華やかで、ご本人にとってもご家族にとっても楽しい思い出になったようで良かったです。

2024.05.04

グラナダの美しい季節(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

今頃はグラナダにある庭園の花々がとてもきれいな時期ではないかなと思います。

グラナダの思い出話と一緒に、グラナダの歴史、スペイン語豆知識も少し。

★~★~★~★

「グラナダのカルメン」(フェイスブックの過去の日記より)
グラナダにあるアルバイシンは急な坂道や迷路のような小路が多い古い地区で、白壁の家々が密集している様子がガイドブックなどで見られます。
そのような家以外に、中の様子をのぞけないくらいの高さの白い塀に囲まれたお屋敷もアルバイシンにはありました。
門の内側には憧れてしまうような美しい庭がありました。
木がこんもり繁っていて涼しさを感じ、手入れの行き届いた花々が咲いていました。

グラナダにあるこのような庭園を持つ邸宅を、「カルメン」といいます。
その美しさから女性名のカルメンにちなんで名付けられた、ではなくて、女性名とは全く関係なく、実際はアラビア語の「ぶどう園」が語源なのだそうです。
イスラム教徒に長く支配されている間にグラナダでは灌漑技術が発達したので、果樹園や庭がある家というのはグラナダの歴史を表しています。
カルメンはアルバイシンの他にも郊外の勾配のある土地に建てられていることが多いそうです。
1996年から1997年のグラナダ留学中は学生寮に住んでいましたが、1998年の半年間はグラナダの中心部から徒歩20分ほどの、急な坂道の途中にあるお屋敷にホームステイしていました。とてもきれいな庭がありました。
たしか5月。庭でパエリヤをごちそうになりました。
木陰は涼しく、庭のレモンの木からもいだレモンをパエリヤに振りかけて食べました。
心に残っている良い思い出です。

 

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