ブログ
2022.10.08
スペイン留学前の大ピンチ(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
「スペイン留学前の大ピンチ」(フェイスブックの過去の日記より)
日本の大学では、スペイン語スペイン文学を専攻していました。
グラナダ大学附属の外国人コース(セントロ·デ·レングアス·モデルナス)への留学希望が受理され、夏からのスペイン留学に向けて、3年生に進級してから一層勉強とフラメンコに頑張っていました。
私は成績優秀でそのうえ品行方正だったので、返金不要の奨学金をもらえることになりました(自慢ですけど)。
留学するならそこに住みたいと高校生の時からずっと決めていたグラナダの女子寮にも入れることになりました。
5月末か6月初めに教授と廊下ですれ違った時、「きょうかしょ届いた?」と聞かれました。
「教科書?まだなんですけど」と答えたところ、
「教科書でなくて許·可·書!自分で入学許可書を取り寄せるのよ!7月初めの教授会に間に合わないといけないのよ!」とおっしゃるではありませんか。
「そ、その手続き、自分でやるんだったんでしたか!」
私は言われたことが信じられなくてそれ以上声も出ず、教授は呆れて開いた口が塞がらない、という様子でした。
夏休みの間はグラナダにある私立の語学学校に通う計画で、そちらの手続きは自分でやることと理解していたので自分で進めていたのですが、グラナダ大学の手続きについてはてっきり大学側がやってくれるものだと・・・。
メールが一般的でなかったのでグラナダ大学にファックスで書類請求しました。意外とすぐに書類が届いたのでほっとしたのですが、、全てフランス語で書かれた書類でした。日本人留学生に対してなのに。なんていい加減。
さすがグラナダ、愛すべきグラナダ、と感心している場合ではなく怒っている暇もないので、書類請求したらフランス語の書類が届きましたと教授に報告に行って、教授にそのフランス語の書類への記入の仕方を教えてもらって、グラナダ大学へ返送しました。
その他にどういう手続きをしたのか全く覚えていないのですが、スペイン大使館へ行ったり銀行へ行ったりてんやわんやでした。
とにかく驚異的なスピードで準備を完了させ、夏休みに入ったと同時にスペインへと飛び出しました。