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2022.10.13
バレエの腕(フェイスブックの過去の日記から)
「バレエでの、腕の位置のこと」
バレエでは、動きや体の向きなどにも、全てにフランス語で名前が付いています。
その細かさに初めはびっくりしました。
腕の位置にも名前が付いているのですが、「下に」、「前に」、「上に」というように前置詞が付いています。
フランス語は勉強したことがないのですが、バレエ用語の日本語訳を読むと、なぜ「~に」で終わっているのだろうと以前から思っていました。
単に、下·前·上と腕の置き場所を言っているのではなくて、「~に」に続く言葉は、「空気を押す」のだと習いました。
静止しているように見える時でも、体の中では、エネルギーがずっと流れ続けているということだと思います。
型を真似するだけでも大変なことですが、表面上のことに留まってはいけないということですね。
フラメンコでも、空気の抵抗を感じると、フラメンコらしい力強さや重みが表現出来ると思います。