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2023.06.29
グラナダでの寮生活の思い出(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
つい最近、「自分の記憶をよく耕す」というある人の言葉を新聞で読み、私は感動しました。
自分の記憶の庭に育っていくものこそ人生なのだそうです。
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「グラナダでの寮生活」(フェイスブックの過去の日記より)
1996年から1年間グラナダ大学付属の外国人コース(セントロ デ レングアス モデルナス)で勉強しました。
スペイン人女子大生100人と寮生活をしていました。外国人は私一人でした。
グラナダには女子寮、男子寮、男女一緒、大小いろいろな規模の大学寮がありました。
ある大人数の男子寮で親睦を深めるための「チーム対抗借り物競争」があり、″女子留学生ひとり″が必要だから来てくれと言われ、その男子寮まで走りに走ったことはとても楽しい思い出のひとつです。
イギリス人の友人は全部で10人くらいのこじんまりとした寮に住んでいて、私にはこういう寮の方が向いていたのになと羨ましく思いました。
私がちょっとヘマをしたり何か言うとそれがすぐに寮全体に広まっていたりして、帰宅恐怖症になった時期もあり、私の学生時代のスペイン留学は楽しさと辛さが半々でした。
もう1回寮生活をしたいか?
今だったらもっと楽しめるかもしれないと今更考えても仕方ありませんが、
もし自分の子供たちが外国での寮生活をしたいと言ったら、絶対に経験してほしいと迷わずに背中を押すと思います。