フラメンコ教室エルソル ブログ
2025.07.07
勝田保世さんの「砂上のいのち」(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
「砂上のいのち」
日本のフラメンコギターとカンテの草分けである勝田保世さんのエッセイです。
勝田さん[1907年ー1978年]が1930年代にスペインに滞在されていた時のスペイン、アンダルシアのこと、フラメンコのことが書かれています。
1978年に発行され、これまでにもたくさんのフラメンコ好き日本人達がこの本から影響を受けてきて、自分では読んでいない人たちでも、この本からの教えをきっと間接的に受け取っていると思います。
どの話もフラメンコ好きにとっては面白くて興味深く、私も夢中になって読みました。
たまに下世話な話もちりばめてあり、こういう話もフラメンコ好きならぜひ知っておきたいものでしょう。
読み終わるとアンダルシア、フラメンコへの憧れが更に増して、昔のアンダルシアのフラメンコの世界にもういちど浸りたい気持ちになり、読み返したくなります。