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2023.12.23
娘のアンダルーサ(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
「娘のアンダルーサ」(フェイスブックの過去の日記より)
娘が先月あったピアノの発表会でグラナドスのアンダルーサを弾きました。
約1年間練習してきました。
「今度弾く曲はアンダルーサっていうの」と娘から聞いた時は感激しました。
アンダルーサに「Playera」という副題がついていることを私は初めて知りました。 Playeraはアンダルシア民謡でカンテホンドと関係があるそうです。
楽譜にはPlayeraが哀しみ、嘆き、祈りと訳されていたので、そういうものがカンテホンドなんだなあと思いました。
土臭さを表現する感じで弾くといいんだって、と言いながら練習していて、どんな風に聴かせてくれるのか私は楽しみにしていました。
夫は、娘がヘッドホンをして電子ピアノの鍵盤をぱこぱこ叩いている音しか聞いていなかったので、アンダルーサを本番で初めて聴いて、こんな哀愁があって美しく力強い曲を弾けるようになっていたんだと驚いていました。
娘がアンダルーサを弾く姿は、私にとっては感慨深かったです。
娘は今はアルベニスのタンゴを練習中です。アルベニスはどんなタンゴの踊りを見てインスピレーションを受けたのだろうと思いました。
ちなみにアルベニスもグラナドスも亡くなった年齢が同じ48歳。 ちなみに私も今48歳。
ああそんな早くにと思いました。
(娘が中3の時の投稿)