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2022.10.21
東京は夜の7時(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
「グラナダの夕べ」(フェイスブックの過去の日記より)
ピアノを習っている娘が、ドビュッシーの「夢」を練習しています。
ドビュッシーの作品で「グラナダの夕べ」という曲もあるんですよ。
それとは別に、個人的にグラナダの夕べを思い出す曲があります。
1990年代後半、授業やフラメンコレッスンが終わった後に友人とカフェにいると、店内に″東京は夜の7時~″と日本語の歌がたまに流れて来てとても驚きました。
とても耳に残る覚えやすい歌なのに私は日本では一度も聞いたことがなく、なぜスペインで流れているのか不思議に思っていました。
ある日本人留学生の情報によると、「どうやら流行に敏感でお洒落な日本人の間ではよく知られている歌らしい」とのことでした。
私が知らなかったわけだと納得しました。
関西からの日本人留学生が「なにが東京は夜の7時やねん。めっちゃださい歌やな」と言っていたのが可笑しかったです。
日本人留学生たちと気楽に日本語で話したり、拙いスペイン語、英語でいろいろな国のひとたちと楽しくお喋りしていたグラナダのカフェでの夕方のひとときを思い出す時、私の頭の中ではピチカート·ファイブの「東京は夜の7時」が流れます。
(2019年、娘12歳)