フラメンコ教室エルソル ブログ
2023.11.06
日本とスペイン、子供との接し方(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
海外駐在中に出産し、子供が小学校低学年の頃まで海外にいた友人から「うちでは、子供たちが高校生になった今でもハグもするしキスもするよ」と聞いて、へえーと驚きました。
私なんて長男の手をにぎった記憶があるのは幼稚園年長の初めの頃まで。
娘を乗せたベビーカーを押して次男をだっこしながら買い物袋を持ち、いつも私の両手は塞がっていたのですが、長男は淋しかったかもと今更ですが思っています。
スペイン留学中に、親子の関係について寮の子たちと話し合ったことを思い出しました。
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「日本とスペイン、子供との接し方」(フェイスブックの過去の日記より)
2023.11.02
パエリアの思い出(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
久しぶりに外でパエリアを食べました。
パエリアには、いつまでも鮮明な思い出があります。
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「パエリアの思い出」(フェイスブックの過去の日記より)
3番目の子供の出産予定日を1日過ぎてから病院に検診に行きました。
出産はあと2日くらいは先になるだろうと言われ、行きと帰りで30分ずつ歩いて買い物をしてから、実家で子供達と両親と一緒にお昼ご飯を食べました。
母の手作りの魚介類たっぷりのパエリアでした。
私がフラメンコとスペインに興味を持った高校生の頃から、母は私を喜ばせたい時や励ましたい時にはパエリアを作ってくれていました。
食べ始めた直後に急にお腹が痛くなりました。
まさか!
魚介類にあたったのではないかと両親が心配しました。
父が「妊婦に魚介類を食べさせるなんてなあ」とオロオロと言って母を怒らせたり、「3回目にもかかわらず腹いたと陣痛の区別もつかないのか」と言ってきました。
午前中に行ってきたばかりの病院に電話すると「魚介類にあたったのでは・・」と言われましたが、これは絶対に陣痛ですと私が言って、母の運転する車で病院に向かいました。
そんな時に限って病院のすぐ近くで道路工事があって、車が通れませんでした。
「仕方ない。最後の力を振り絞って歩きなさい」と母が言いました。
最後の力って。 これから産むんだけど。
とにかく無事に出産しました。
最初に痛みを感じた時から出産までにかかった時間は約90分。
次男はパエリアに誘われて生まれてきたので、誕生日にはパエリアを作ります。
2023.10.31
ふじさわ国際交流フェスティバルに参加しました。
2023年10月29日(日)、第20回目のふじさわ国際交流フェスティバルに参加しました。
今年18歳の長男が赤ちゃんの頃から何回も参加させていただいています。
今まで国際交流フェスティバルでフラメンコを踊ったことを思い出すと、当時の育児のドタバタも一緒に思い出されます。
先日はたくさんの方にお越しいただき、暖かい声援と拍手をありがとうございました。
カンテの礼子さん、ギターのじゅんさん、たかさん、カホンのりゅうさん。ありがとうございました。
生徒さんも堂々としていてとても素敵でした。
2023.10.24
スペインの寮での新入生歓迎会(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
もうすぐハロウィンですが、仮装しますか?
大人になってから仮装したことありますか? 私はグラナダの女子寮の新入生歓迎会でヤシの木になりました。 これが人生で最初で最後の仮装だと思います。
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「スペインの寮での新入生歓迎会」(フェイスブックの過去の日記より) 入寮して数週間経ったころ、新入生歓迎会(novatada)がありました。
2023.10.19
たまごっちの思い出(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
最近、Wi-Fi機能が搭載されたたまごっちが発売されたとか。
一時期は一世を風靡したたまごっち。
実は、私もかなり早い段階で注目していたのですよ。
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「たまごっちの思い出」(フェイスブックの過去の日記より)
1996年から1997年にグラナダ大学付属のセントロ・デ・レングアス・モデルナスで勉強しました。
会話クラスは少人数制で、私以外にはアメリカ人が数人、イギリス人が数人、オランダ人、フィンランド人、ノルウェー人がいました。
毎週一人が交替でリーダーになり、話し合いのテーマを決め授業を進める日がありました。
自分の国の問題点などを挙げて、みんなはどう思うか、と話を進める人が多かったです。
私に初めてそのリーダー役が回ってきた時、今日本で話題のことって何なんだろうと考えました。
当時グラナダでは、限られた1か所のキオスクでだけ、週一回日本の新聞が1種類だけ買えました。
日本にいる友達になにかニュースを聞いてみようと思って電話しました。
当時は、文系人間にとってはメールはまだ馴染みがなくて、私は友達や家族に手紙を書いて送っていました。
(家族が出て本人がいなかったら電話代がもったいないから一人暮らしの子に電話しよう)
「もしもし。今スペインから電話してるんだけど」
「えー!本当に?」
「今日本でいちばんの話題ってなに?」
「うーん。猿岩石が日本に帰ってきたことかな」
私はお礼を言って電話を切りました。
ああどうしよう、授業は来週だ・・・
テーマが決まらず困っていたある日、日本人留学生の家で日本の週刊誌を見ました。
そこにはたまごっちというゲームの試作品についての話題が。
記事によると、「試作品を使ってみた女子高校生たちからの評判は上々。近々発売」
ペットを飼う手軽な疑似体験。命を遊びにするなんてとんでもない話。こんなの絶対おかしい。みんなに聞いてほしい。これを授業で話そうと決めました。
案の定、たまごっちはみんなの常識、想像をはるかに超えていて、説明に苦労しました。
想像が出来ないのでどう反応していいのやら、という様子で、
「なにが面白いんだかさっぱり理解できない」
「売れるわけがない」
「私の国ではそんなもの流行らないわ」
欲しい反応がもらえず明らかに小馬鹿にされていることがわかり、あーあ失敗したと思った苦い記憶です。
そして月日は流れ半年後。1か月後には日本に帰るという頃。
寮のスペイン人の子から、「クラスの男子が日本生まれのの面白いゲームを持ってきていたよ」と聞きました。
そう、たまごっち!!みんなで興味津々で取り囲んで見たそうです。
日本人の発想はすごいね、とスペイン人の子が言っていました。
日本で爆発的に流行り、世界各地に一気に広まったようです。
「私の国ではそんなもの流行らないわ」と言ったのはフィンランド人の子でしたが、そのフィンランドでたまごっちのための”合同葬儀”が執り行われた、というニュースを日本に帰国してすぐにテレビで見ました。
一時期は一世を風靡したたまごっち。
結局私はいまだに実物をそばで見たこともなく触ったこともありません。
2023.09.22
瀬戸内寂聴の「求愛」(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
瀬戸内寂聴の「求愛」を読んでいたらフラメンコダンサーが出てきてびっくりした!
いくつかの掌編小説が1冊に入っていて、そのうちの「ほくろ」です。
ほくろも水玉模様もlunares。 偶然にもフラメンコ的(寂聴さん、もしかしたら偶然でないのかも)。
誰が話のイメージに合うかなーと、日本人バイラオーラの方々を思い浮かべてみました(妄想してごめんなさい)。
上手に踊るだけでなくやっぱり色気がないとね(偉そうにごめん)。
2023.09.14
12年前は何をしていたか(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル )
結婚して20年近く。いろいろありますわ。
うるせえ、むかつくと思った時には、私の毎日が育児一色だった時にも夫は育児が終わった後の私の人生を考えていてくれて、私がフラメンコから離れないようにアドバイスし続けてくれたことを思い出せば、夫には感謝の気持ちがこみ上げてきます。
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2023.09.14
私にとってのオリンピック(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)
来年はパリでオリンピックが開催されますね。私は密かに楽しみにしています。
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2023.08.27
2023年8月26日(土)、六本木のピアノバーIZUMIに出演しました。
六本木のピアノバー IZUMI
昨日の出演者は
上田淳子(シャンソン)、萩原えりこ(ピアノ)
高橋秀男(フラメンコギター)、斎藤さゆり(カンテ)、山田陽子(踊り)
シャンソンのショーに続き、フラメンコのショーをお楽しみ頂きました。
淳子さんの「再会」を聴くたびに胸が熱くなります(遠い目-_-)。
他にもIZUMIで初めて聴いて好きになった歌がたくさんあります。
フラメンコギターとピアノのセッションは本当に、ああこの場にいられて幸せと感じます。
お越しくださいましたお客様方、暖かいお言葉ありがとうございました。
秀男さん、さゆりさん、本当にありがとうございました。
2023.07.30
「チャノ・カラスコと仲間たちの発表会」とても楽しかったです!
2023年7月30日(日)、高円寺の タブラオ エスペランサにて
ギタリスト チャノ・カラスコの門下生たちによるステージに参加しました。
フラメンコを学びたい日本人たちにフラメンコのリズムを伝えるべく、2011年、チャノさんがへレスから初来日。
その年、3人目の子供を産んだばかりの私は「フラメンコシューズは要らないよ。パルマ(手拍子)とハレオ(掛け声)の練習がメイン」と聞いて、チャノさんのレッスンに参加しました。
本当に久しぶりに生のフラメンコギターを聴いて感動しました。
それ以来、来日されるたびにレッスンを受けてきました。コロナ禍の時はオンラインレッスンを受けました。
チャノさんに習うたびに本当のフラメンコを知って、今まで何の臆面もなく踊っていた自分が恥ずかしくなり結構落ち込んだ時期もあり、最近でもレッスンを申し込む時は「また落ち込むんだろうなあ」と思うので申し込みを迷うのですが、「習わなかったら知らないままだぞ。それでいいのか」と自分で自分に喝を入れています。
リズムの奥深さ、難しさにめげることもしょっちゅうですが、仲間たちに助けてもらっています。
今日はチャノさんの門下生たちによる発表会でした。
東京チームと湘南チーム、お互いに披露する内容の詳細を知らず、当日に初めて会う方も多く、出演者である私たちもワクワクしました。
フラメンコ愛に溢れたみなさんからたくさんの刺激をもらい、とても楽しい1日でした。