フラメンコ教室エルソル ブログ

2022.12.21

六本木のピアノバーIZUMIで踊りました(2022年12月17日)

 六本木のピアノバーIZUMIではフラメンコ以外の音楽も堪能でき、私も毎回楽しみにしています。

お越しくださいましたお客様、どうもありがとうございました。

ギターの高橋秀男さん、カンテの廣重有加さん、どうもありがとうございました。

踊れる機会を頂ける感謝と、次回への反省を抱え、来年も頑張ります。

来年もよろしくお願いいたします。

2022.12.07

大会に出たことありますか?(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「大会に出たことありますか?」(フェイスブックの過去の日記より)

うちの子供たちが部活で市などの大会に出たり、子供の同級生たちが県大会や全国大会に出ることになったという話を聞くと(コロナの2021年)、私は大会とかコンクールというものに無縁だったなあと考えましたが、そうそう、思い出しました。

大学2年の時にスペイン語スピーチコンテストに出ました。

お互いの違いを認めて尊重しあおう、という内容を話しました。質疑応答では質問が聞き取れなくて何回か聞き返したことを思い出しました。

結果発表の時は出場者がステージで横一列に並びました。優勝者から名前が呼ばれました。

優勝した学生とスペイン語圏の国出身の審査員たち数人がステージでハグしあっていました。

『私、外国の人とハグしたことがまだないの。ドキドキ。』

出場者5人のうち賞状をもらったのが4人で(これ、どう思います?)、私だけもらえませんでした。 ハグの心配、必要なし。

主催者は敗者の気持ちまで考えなかったのだろうか。 これはこれで良い経験だったと思いたい。

新学期が始まりましたが、コロナが再拡大して子供たちが練習の成果を発表したり技を競い合ったりする機会がまたなくなってしまいました。

小さな喜びをたくさん見つけて、大きな目標を諦めないでほしいです。

(2021年コロナ禍の時の投稿)

2022.12.06

サッカーで日本がスペインに勝利(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「サッカーで日本がスペインに勝利」(フェイスブックの過去の日記より)

2022年12月1日の日本対スペインの試合(FIFAワールドカップ)は、運動神経ゼロでスポーツ観戦もしない私でも気にしていました。

「三笘の1ミリ」は、この先も長く伝説的になりそうです。

エルパイスのこの試合に関する記事の見出しには、「日本にはもはやOliverとBenjiだけではない」と書いてありました。

オリベルとベンジとは誰のことだろう、どういう意味だろうと考えていてもわからなかったのですが、それがわかりました!

日本の昔の大人気サッカー漫画「キャプテン翼」のスペイン語名が「Oliver y Benji」なのだそうです。

オリベルが主人公の翼くんのことなのだそうです。

日本にはもはやそんな選手が現実にいる、そうスペイン人に思われるのはすごいことですね!

2022.11.28

フラメンコ教室エルソル 第9回発表会を開催しました。

 11月27日(日)、藤沢の新堀ライブ館のセゴビアホールで発表会を行いました。

達成感でいっぱいの生徒さんの顔を見れると嬉しいです。

今回はゲストの方の踊りも見ることができて勉強になりました。憧れの気持ちを持つことは大事ですよね。

発表会にお越し下さいましたお客様方、ありがとうございました。

ギターの犀川大輔さん、カンテのレイコシミズサンギットさん、ありがとうございました。

2022.10.31

藤沢市国際交流フェスティバルに参加しました。

   

 10月30日(日)、藤沢駅前の野外ステージで生徒さん達とフラメンコショーを披露しました。

ふじさわ国際交流フェスティバルには、長男が赤ちゃんの頃から何回も参加させていただいています。

このイベントでの数々の思い出は育児のドタバタとセットになって思い出されます。

親がソワソワしている時に限って小さい子供は急に鼻血を出したり椅子から転げ落ちて頭を打ったりするもので、本番の日は、いつも夫が朝から子供たちを遊びに連れ出してくれて、私が練習したり落ち着いて支度できるようにしてくれていました。

息子二人はもう私のフラメンコを見に来やしませんが、娘はいつも見に来てくれて、いい写真を撮ってくれます。

昨日は太陽がまぶしく暑いほどの晴天でした。生徒さん達ものびのびと堂々としていて素敵でした。

外で踊るのもいつもと違う貴重な経験で楽しかったですね。

見てくださった方々、どうもありがとうございました。

カンテの園田礼子さん、ギターの櫻井貴之さんどうもありがとうございました。

2022.10.26

グラナダの語学学校で最初に習った単語(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「グラナダの語学学校の初日」(フェイスブックの過去の日記より)

夏休み中は他の留学生とアパートで生活して私立の語学学校に通っていました。
語学学校初日の授業前、緊張して教室で座っていました。
先生が教室に入って来る時にドアに肘をぶつけ(生徒を笑わせるためわざとやったように見えた)、大袈裟に肘を抱えて一言叫びました。
「C×××!」
授業初日の先生の第一声がわからない!いきなり知らない単語!
辞書で調べて更に驚きました。語学学校で最初に知った単語がこれとはね。
日本でスペイン語を教える先生方はそういう言葉は使いません。
実際には、若い人同士の会話では15分に1回はそれを言ってたような...。
日本で一生懸命勉強しているのと現地で生活するのではこんなに違うんだなと強く思った語学学校の第一日目でした。
そして最初の授業で先生は、チョコレートには大麻、らくだには売人という意味もあると教えてくれました。
最初の授業で習ったことがこれなので衝撃的でした。
留学生は特に気を付けないといけないと、さっきまでおどけていた先生が真剣に言いました。
憧れのスペイン生活が遂に始まったけれど、実際は憧れだけでは済まないのだと思って怖さも感じました。

2022.10.25

誰でも知っている芸能人は?とみんなで考えた(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「誰でも知ってる有名人は誰?という質問」(フェイスブックの過去の日記より)

1996年にグラナダ大学附属のセントロ·デ·レングアス·モデルナスで勉強していました。
会話クラスは細かく分かれていて少人数制で、私のクラスにはアメリカ人とイギリス人が数人と、オランダ人、デンマーク人、ノルウェー人、フィンランド人がいました。
先生が「誰でも知ってる歌手や俳優を2人挙げるなら誰だと思う?」と聞きました。
全員異議なくマイケル・ジャクソンとマドンナに決まりました。
先生は毎年この質問を留学生にしていたようで、回答が6、7年連続で変わっていないと感心していました。
洋楽に疎い私でもこの2人の顔と名前は一致していて、歌だって知ってます。
今の時代だったら誰でしょうね。誰だと思いますか?

2022.10.25

グラナダで好きだった場所(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「グラナダで好きだった場所」(フェイスブックの過去の日記より)

私はカルトゥジオ修道院(El Monasterio de Cartuja )が好きでした。
町の中心から離れたところにあり、歩いて30分くらいかかりました。
グラナダでは買い物していてもしょっちゅう知っている人に会ってしまい、寮では100人のスペイン人学生の中で私は唯一の外国人だったので目立ってしまい、きゅうくつに感じることもよくありました。
わーっと叫びたくなる時もあり、独りになって息抜きしたい時にはカルトゥハ修道院に行きました。
当時は修道院までの道のりは原っぱと畑が多く目の前には青空が広がり、「自分は憧れのアンダルシアにいるんだ」という気持ちをあらたにしました。知っている人に誰にも会わない解放感もあり、のんびり歩いているだけでピクニック気分になれてリフレッシュしました。
自分はこんな恵まれた境遇にいるんだから、と考え直し、気持ちを入れ替えて寮に戻っていました。

2022.10.21

ホームシック(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「グラナダの寮生活の思い出」(フェイスブックの過去の日記より)

日本で大学が夏休みに入ったと同時にスペインに来て、新学期が始まるまでは私立の語学学校に通っていました。
新学期からは女子寮に入り、グラナダ大学付属の外国人コースに通いました。
他の子たちはスペイン各地から来ていましたが、大半はアンダルシア出身でした。
私はスペイン人女子大生100人の中で唯一の外国人でした。
寮生活の第一日目にミサがありました。寮に礼拝所がありました。
スペイン人の新入生たちの保護者達も出席しました。
語学学校での生活の時は、私の周りにいたのは留学生ばかりでした。
あまり上手くないスペイン語でもいろいろな国のひとたちと楽しくコミュニケーションをとりながら過ごしていて外国生活にももう慣れたと自分では思っていたのですが、このミサの時に始めて文化と宗教の大きな違いを意識して、急に孤独感が襲ってきて心細くなり思わず涙が流れて来ました。
その時、隣にいた寮生が私が泣いていることに気付き、「オンブレ!」と言ってぎゅうっと抱き締めてきました。
オンブレは男という意味です。
優しくされると余計に泣けてきて涙が止まらなくなり、息苦しいほどに抱き締められながら「オンブレ?男であれ?女々しく泣くなという意味か?」と考えていました。
こういう場合のオンブレは、性別に関係なく、「おやまあ。やれやれ。」という感じです。
全身で気持ちを表現するスペイン人との生活は私にとっては馴染むのに苦労しましたが、本当に優しくて感謝してます。

2022.10.21

東京は夜の7時(フラメンコブログ フラメンコ教室エルソル)

 「グラナダの夕べ」(フェイスブックの過去の日記より)

ピアノを習っている娘が、ドビュッシーの「夢」を練習しています。
ドビュッシーの作品で「グラナダの夕べ」という曲もあるんですよ。
それとは別に、個人的にグラナダの夕べを思い出す曲があります。
1990年代後半、授業やフラメンコレッスンが終わった後に友人とカフェにいると、店内に″東京は夜の7時~″と日本語の歌がたまに流れて来てとても驚きました。
とても耳に残る覚えやすい歌なのに私は日本では一度も聞いたことがなく、なぜスペインで流れているのか不思議に思っていました。
ある日本人留学生の情報によると、「どうやら流行に敏感でお洒落な日本人の間ではよく知られている歌らしい」とのことでした。
私が知らなかったわけだと納得しました。
関西からの日本人留学生が「なにが東京は夜の7時やねん。めっちゃださい歌やな」と言っていたのが可笑しかったです。

日本人留学生たちと気楽に日本語で話したり、拙いスペイン語、英語でいろいろな国のひとたちと楽しくお喋りしていたグラナダのカフェでの夕方のひとときを思い出す時、私の頭の中ではピチカート·ファイブの「東京は夜の7時」が流れます。
(2019年、娘12歳)

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